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実家は売る・残す・貸す?3択を家族で比較する判断表

親が施設へ入った、あるいは相続で実家を引き継いだ。そのとき家族の前に並ぶのは、売る・残す・貸すという三つの言葉です。ところがこの三つは、そのままでは比べられません。片方は今月いくら出ていくかの話で、もう片方は十年後に誰が使うかの話だからです。このページは、磐田市・袋井市・森町のあたりで実際に相談として持ち込まれる順番に沿って、三択を同じ土俵に載せるための前提を先にそろえ、そのうえで各案の手取り・年間負担・条件を並べ、最後に家族で埋める一枚の表に落とします。数字が出せない欄は空欄のまま残し、誰がいつ調べるかを書き込むところまでを目標にします。

実家は売る・残す・貸す?3択を家族で比較する判断表について家族が資料を確認し、次の順番を話し合う写真風イメージ

まず結論

比較は金額からではなく前提から始めます。登記事項証明書で決められる人を確定し、建物と土地の条件を押さえ、年間費用を合算し、家族の希望を期限付きの言葉に直す。そのうえで、売る案は査定額ではなく差し引き後の手取りと期間で、残す案は税金以外を含めた年間負担と管理の義務で、貸す案は賃料の前に貸せる状態かどうかで書き出します。最後に同じ項目の表へ四列を並べ、数字には確定・概算・推定・未調査の精度を付け、空欄には担当者と期日を書き添えます。

実家は売る・残す・貸す?3択を家族で比較する判断表で選択肢を示すピクトグラム
選択肢実家は売る・残す・貸すで最初に見る「選択肢」
実家は売る・残す・貸す?3択を家族で比較する判断表で年間負担を示すピクトグラム
年間負担税・保険・管理・修繕を合算
実家は売る・残す・貸す?3択を家族で比較する判断表で希望と期限を示すピクトグラム
希望と期限思い出を尊重し見直し日を設定
実家は売る・残す・貸す?3択を家族で比較する判断表で前提条件を示すピクトグラム
前提条件判断前に権利と法規を確認

売る・残す・貸すを同じ表に載せるための前提をそろえる

三択の比較を金額から始めると、ほぼ必ずやり直しになります。名義、建物、土地、年間費用、家族の希望と期限。この五つを先に埋めたときに、三つの案がはじめて同じ物差しの上に並びます。

売る・残す・貸すは、紙に書くと同じ大きさの選択肢に見えますが、成り立つ条件はそれぞれ違います。売るには処分できる権利と、買主が受け取れる状態が要ります。貸すには法令上の制約をくぐった建物と、入居者が生活できる設備が要ります。残すには、払い続けられる費用と、実際に足を運ぶ人が要ります。にもかかわらず家族の話し合いは、いくらで売れるのかという問いから始まりがちです。名義が先代のままの家に付いた査定額は、当面のあいだ使えない数字にすぎません。順番を入れ替えるところから始めます。

最初に取るのは登記事項証明書です。法務局の窓口やオンライン申請で取得でき、所有者、持分、抵当権が残っていないかが一枚で分かります。単独名義なら本人が決められますが、共有なら共有者が、名義が祖父母のままなら相続人が判断に関わります。相続登記は令和6年4月1日から申請が義務化され、相続によって所有権を取得したことを知った日から原則として3年以内に申請することとされています。施行前に発生した相続にも経過措置が置かれているため、義務の範囲と期限の考え方は法務省の案内で確認してください。

遺産分割の話し合いがまとまらない家では、相続人申告登記という簡易な手続きが用意されています。自分が相続人であることを法務局へ申し出るもので、名義を移す効果はありませんが、申請義務を果たしたものとして取り扱われます。兄弟が多い、県外に出ている、連絡が途絶えている人がいる。そうした事情で三択の議論そのものが動かない場合の、時間を確保する入口になります。必要書類と手続きの流れは法務省のページに載っています。個別の判断が必要な部分は司法書士へ渡してください。

建物は、写真と築年数の二つから押さえます。外観の四方向、屋根が見える角度、天井のしみ、床の傾き、給湯器の型番と製造年、分電盤、浴室、便所、台所、雨樋。これだけ撮っておけば、解体業者にも工務店にも不動産会社にも、現地へ来てもらう前に同じ資料を渡せます。遠州は冬の空っ風と、夏から秋の台風で、棟板金の浮きや雨樋の外れが起きやすい土地です。屋根は下から見上げただけでは分かりません。昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた建物は、いわゆる旧耐震基準の時期にあたるため、診断の要否を含めて建築士に相談する対象になります。

土地の条件は、三つの案すべてに効きます。前面道路の種類と幅員、敷地が道路に何メートル接しているか、境界標が現地に残っているか、公図と現況がずれていないか。掛塚のように古い町並みで細い道が入り組む地区では、車両が入れるかどうかが解体費にも買主の数にも直結します。農地であれば農地法の手続きが関わり、匂坂のあたりのように農業振興地域の農用地区域に入っていれば、そもそも転用の入口が違います。市街化調整区域かどうかを含め、都市計画上の区分は市の担当窓口で確認できます。

年間いくら出ていくかは、納税通知書だけでは足りません。固定資産税の納税通知書と課税明細書で税額と土地の筆数を押さえ、火災保険の証券で補償内容と満期日を確認し、水道と電気の契約が生きているかを検針票で確かめます。ここへ草刈りの外注費、頼む場合の年間回数、現地までの交通費、そして家族が使う時間を足します。年間の合計が出て、はじめて残す案が他の二案と比べられるようになります。

家族の希望も同じ紙に書き出します。盆に集まりたい、仏壇を動かしたくない、子どもが将来戻るかもしれない。感情の問題として脇に置かれがちですが、実際には判断を左右する条件です。書くときは、いつまで、誰が、どの頻度でという形に直します。いつか使うかもしれないという言葉は比較表に載りませんが、三年間は年二回使い四年目に見直すという形なら、年間費用と掛け算できます。相続税の申告が必要な場合の期限や、税の特例の適用期間は、事実関係を添えて税理士へ確認してください。

五つの前提が一度でそろうことは、まずありません。埋まらない欄は消さずに残し、未確認であること、担当する人、いつまでに調べるかの三つを書き添えます。空欄は不利という意味ではなく、調べれば動く数字だという印です。この状態のまま次の章へ進んで構いません。むしろ空欄が見えている表のほうが、家族のあいだで分担しやすくなります。

  • 登記事項証明書で所有者、持分、抵当権の有無を書き出す
  • 建物の外観と設備を撮影し、撮影日が残る形で保存する
  • 前面道路の幅員、接道の長さ、境界標の有無を現地で確かめる
  • 納税通知書と課税明細書、火災保険証券、検針票を一か所に集める
  • 家族の希望を、時期・頻度・担当者の三点セットに書き直す
三案に共通する前提と、その確認先
前提確認するもの取得・相談先
決められる人所有者、持分、相続人の範囲法務局、司法書士
建物の状態築年、雨漏り、設備の年式、耐震建築士、工務店
土地の条件接道、境界、用途地域、農地かどうか市の都市計画・農政担当、宅地建物取引士
年間費用税、保険、水道光熱、草刈り、交通納税通知書、保険会社、実績の記録
希望と期限使う予定、法要、申告や特例の期限家族、税理士

図1三択を比べる前に踏む五つの確認

三択を比べる前に踏む五つの確認上から順に確認すると、後戻りする作業がほとんど出ません。逆に、年間費用や希望を先に語り合っても、名義が確定していなければ結論を実行に移せません。四番目までは家族だけで進められます。1決められる人を確定する登記事項証明書で所有者と持分を確認する。名義が先代のままなら戸籍をたどって相続人の範囲を出す。ここが未確定のうちは契約書に署名する場面を作らない。2建物を写真で押さえる外観四方向、屋根、天井のしみ、給湯器の型番、分電盤、水回りを撮る。同じ写真を解体業者、工務店、不動産会社へ渡せるため、訪問の日程調整を待たずに話を始められる。3土地の条件を調べる接道の幅員と長さ、境界標、公図との差、農地かどうか、都市計画上の区分。売る・貸す・残すのどの案でも制約になる部分をここで洗い出す。4年間費用を合算する税、保険、水道光熱の基本料、草刈り、交通費、家族の時間。固定費・変動費・臨時費に分け、屋根や外壁のような十年単位の支出は年あたりに割って入れる。5希望と期限を言葉にする残したい物、集まりたい時期、戻る可能性。いつまで、誰が、どの頻度でという形に直す。申告や特例の期限がある場合は、事実関係を添えて税理士へ確認する。一度でそろわなくてよい。埋まらない欄には担当者と期日を書き、空欄のまま次へ進む。
上から順に確認すると、後戻りする作業がほとんど出ません。逆に、年間費用や希望を先に語り合っても、名義が確定していなければ結論を実行に移せません。四番目までは家族だけで進められます。

売る場合──査定額ではなく、差し引き後の手取りと期間で見る

売却の比較で使うべき数字は、査定額ではありません。費用と税を引いた後に手元へ残る額と、引渡しまでにかかる時間です。この二つを出すために、何が差し引かれるのかを先に並べます。

査定額は、この条件なら成約が見込めるという予想であって、入金額ではありません。ここから仲介手数料、契約書に貼る印紙税、抵当権が残っていればその抹消費用、境界が不明なら測量費、家財が残っていれば処分費、建物を壊して引き渡すなら解体費、そして譲渡益が出れば税が引かれます。比較表に書くのは、これらを差し引いた後の数字です。近所は坪いくらで売れたという話は、接道も建物も違えばそのまま使えません。

仲介手数料は宅地建物取引業法に基づき上限が定められており、売買価格が400万円を超える部分については、原則として価格の3パーセントに6万円を加えた額に消費税を加えたものが上限とされています。低廉な空家等の売買については、売主から受け取れる報酬額に別の定めが設けられている場合があります。実際にいくらになるかは媒介契約書に書かれますので、契約前に金額と支払いの時期を必ず確認してください。

測量、解体、残置物の処分は、見積もりを取らないと幅が大きすぎて表に書けません。測量は隣接する土地の所有者や道路管理者との立会いが要るかどうかで、期間も費用も変わります。解体は構造と延床面積のほか、重機とトラックが敷地まで入れるかどうかで大きく動きます。細い道の奥や住宅が密集した場所では、手壊しの割合が増えます。残置物は、仏壇、神棚、農機具、タイヤ、塗料など、通常の家庭ごみとして出せないものが混ざるほど高くなります。いずれも二社以上から現地見積もりを取り、見積書の日付と有効期限を残してください。

売却で利益が出た場合の譲渡所得は、収入金額から取得費と譲渡費用を差し引いて計算するのが原則です。ここで問題になるのが取得費で、親や祖父母が買ったときの売買契約書が見つからない家は珍しくありません。契約書、領収書、当時の通帳、造成や増築の請求書。家の中を片付ける前に、この束を探してください。片付けを先に済ませた家で書類ごと処分してしまうのは、相談の場でよく聞く形です。相続した空き家を売る場合には、一定の要件を満たすと控除を受けられる特例の取扱いがあります。適用の可否、必要書類、対象となる期間は事案ごとに異なるため、国税庁の該当ページを見たうえで税理士へ確認してください。

売り方には、市場で買主を探す仲介と、不動産会社が直接買い取る買取があります。仲介は時間をかけて条件の合う相手を待つ方法で、買取は価格が市場より低くなる代わりに、期日を決めやすく、残置物や建物の状態をそのまま引き受けてもらえる場合があります。どちらがよいかは、期限があるかどうかで決まります。相続人の一人が施設の費用を抱えている、遠方で管理を続けられない。そうした事情があるなら、価格だけの比較にはなりません。

期間の見込みも表に入れます。媒介契約、販売開始、内覧、申込み、売買契約、決済と引渡し。この順に進みますが、途中で境界の確定、越境物の処理、農地の手続きが必要になれば、その分だけ延びます。買主が住宅ローンを使う場合は審査の期間も乗ります。三か月で終わると決め打ちせず、契約から引渡しまでに何が挟まるかを不動産会社に聞き、遅れる要因を先に洗い出しておいてください。

よくある失敗を三つ挙げます。一つ目は、査定額のいちばん高い会社に任せ、値下げを重ねた末に最初の相場へ戻ること。二つ目は、更地にすれば売れると考えて先に解体し、翌年度の税負担が上がったうえに買主が現れないこと。三つ目は、家族の一人が単独で媒介契約を結び、後から他の共有者の同意が得られずに白紙へ戻ること。いずれも、前章の前提確認を飛ばした結果として起きています。

売る案を表へ書き込むときは、手取りの見込み額、そこに含めていない費用、引渡しまでの想定期間、まだ確定していない項目。この四つを一組にします。金額だけを書くと、精度の違う数字が横並びになり、比較の形になりません。

  • 査定書に、価格の根拠と成約までの想定期間が書かれているか確かめる
  • 媒介契約書で仲介手数料の金額と支払い時期を確認する
  • 測量・解体・残置物処分は二社以上から現地見積もりを取る
  • 取得費の資料になり得る書類を、片付けの前に探し出して分ける
  • 空き家の譲渡に関する特例は、事実関係を添えて税理士へ確認する
査定額から差し引かれるものと、確認先
差し引かれるもの考え方確認先
仲介手数料法令で上限が定められる。媒介契約書に記載不動産会社
印紙税・登記費用契約書と、抵当権抹消や住所変更の登記に伴う費用司法書士
測量費境界確定の立会いが要るかで期間も費用も変わる土地家屋調査士
解体費構造と面積、重機が入れるかどうかで大きく動く解体業者の現地見積もり
残置物処分費仏壇、農機具、塗料など通常のごみで出せない物が影響片付け業者、市の担当窓口
譲渡所得にかかる税取得費と譲渡費用を差し引いて計算するのが原則国税庁の案内と税理士

残す場合──払い続ける費用と、所有者に残り続ける義務

残すという判断は、何もしない判断ではありません。年間の支出が続き、建物を管理する責任も所有者に残ります。この章では、その中身を数えられる項目に分けます。

残す案の年間費用は、税金だけを見ていると実際の半分も見えません。固定資産税と都市計画税、火災保険料、水道と電気の基本料金、草刈りと剪定、浄化槽があれば保守点検と汲み取り、そのつど出る小修繕、現地までの往復にかかる燃料代と時間。これらを固定費、変動費、臨時費の三つに仕分けます。臨時費には、屋根や外壁のように十年単位で必ず来る支出を、年あたりに割った額で入れておきます。

土地の固定資産税には、住宅が建っている土地の課税標準を軽減する住宅用地の特例があり、建物を取り壊すとこの適用から外れるのが原則です。使わないから壊しておこうと動く前に、翌年度の税額がどう変わるかを市の資産税担当窓口で確認してください。逆に、建物さえ残っていれば軽減が無条件で続くわけでもありません。空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、管理が不十分な空き家について勧告を受けた場合には、住宅用地の特例の対象から除外される取扱いが設けられています。

同法では、そのまま放置すれば特定空家等になるおそれのある状態のものを管理不全空家等として位置づけ、市町村が助言・指導や勧告を行える仕組みになっています。制度の考え方と指針は国土交通省のページで確認できます。実務で問題になるのは、崩れかけた瓦、外れた雨樋、敷地から道路へ張り出した枝、繁茂した草といった、外から見える状態です。多くは近隣から市へ連絡が入り、市から所有者へ連絡が来るという順番で表面化します。

火災保険は、人が住まなくなった時点で条件が変わることがあります。住宅物件として契約していたものが、無人であることを理由に別の区分で扱われたり、継続に条件が付いたりする場合があります。黙っていれば安いまま続けられると考えず、居住の実態が変わったことを保険会社か代理店へ伝え、補償の範囲と保険料を確認してください。台風の後に申請しようとして対象外だと分かるのが、いちばんつらい形です。

巡回は、月に一度、一時間で終わる形にすると続きます。郵便受けを空にする。全部屋の窓を開けて三十分置く。蛇口を順に開けて排水口の封水を戻す。ブレーカーと給湯器を見る。外周を一周して屋根と雨樋を見上げる。写真を撮る。遠州の冬は空っ風で砂ぼこりが入り込み、夏は湿気で畳と押入れにかびが出ます。夏場に二か月空けると、次の訪問での作業量が跳ね上がります。

水道と電気は、止めるか残すかを決めます。巡回のたびに通水して排水口の封水を戻すなら、水道の契約は残したほうが手間が減ります。電気は、換気扇や除湿機を回すなら残す判断になりますが、使わないならブレーカーを落としたうえで基本料金の扱いを事業者へ確認します。ガスは、閉栓すると再開のときに開栓の立会いが必要になるのが一般的です。止める、残す、新たに要るの三つに仕分けてから手続きすると、解約と再契約を往復せずに済みます。

草は、放っておくと近隣との関係を悪くする最短の経路です。自分で刈るなら六月、八月、十月あたりの年三回が一つの目安になります。外注するなら、シルバー人材センターや造園業者に年間の回数と単価を先に決めてもらいます。隣地へ枝が出ている場合は、切る前に隣の所有者へ一報を入れてください。越境した枝の扱いには民法上の定めがありますが、手順を踏まずに処理すると、後の売却時に説明が必要な事実として残ります。

数えにくいのは家族の時間です。往復二時間の距離を月一回なら、年に二十四時間。ここへ書類の取得、業者との立会い、近隣への挨拶が乗ります。担当を決めないまま、みんなで見に行こうという形にしている家は、半年もすると巡回が止まります。担当者、頻度、年間の予算上限。この三つが決まって、残す案はようやく選択肢の形になります。

残すと決めたなら、見直す日も同時に決めます。半年後か一年後か。その日に、年間費用の実績、建物の状態の変化、家族の事情の変化を持ち寄って、同じ表をもう一度埋め直します。決めないことを決めた状態と、放置は別のものです。前者には日付と担当者があり、後者にはありません。

  • 年間費用を固定費・変動費・臨時費に分けて合計を出す
  • 解体を検討する前に、翌年度の税額の変化を市の担当窓口で確認する
  • 無人になったことを保険会社か代理店へ伝え、補償条件を確認する
  • 巡回の担当者、頻度、年間の予算上限を書面で決める
  • 屋根、雨樋、外壁、草の状態を毎回同じ角度で撮影して残す
残す場合の年間負担を数えるシート
項目頻度確認先
固定資産税・都市計画税年1回納税通知書、市の資産税担当
火災保険料年払いまたは長期保険会社、代理店
水道・電気の基本料金毎月検針票、各事業者
草刈り・剪定年2〜3回シルバー人材センター、造園業者
浄化槽の保守点検・汲み取り契約による保守点検業者、市の担当窓口
巡回の交通費と時間毎月家族で記録
臨時の修繕十年単位を年割り工務店、建築士

図2残すと決めた家に、関わり続ける相手

残すと決めた家に、関わり続ける相手残す案の負担は費用だけではありません。管理の責任は所有者に残り、状態が悪化すると市町村、保険会社、近隣という三方向から同時に問題が現れます。誰に何を伝えるかを、決める前に把握しておきます。無人になった実家使っていなくても、管理の責任は所有者から離れない登記上の所有者巡回、草刈り、修繕の判断はここに集まる。遠方に住んでいても、担当を決めずに置くと責任だけが残る。市町村の空き家担当管理が不十分な空き家には助言・指導や勧告の仕組みがある。勧告を受けると住宅用地の特例の対象から除外される取扱いがある。火災保険の引受先居住の実態が変わると、契約の区分や継続の条件が変わる場合がある。伝えないまま置くと、いざという時に補償の対象外だと判明する。隣地と自治会越境した枝、繁茂した草、飛んだ瓦。近隣から市へ連絡が入る形で表面化することが多い。切る前の一報が後の売却時の説明を軽くする。責任を負う指導できる条件が変わる影響を受ける保留の期間、担当者、年間の予算上限、再検討日。この四つが書かれていれば管理された保留になる。
残す案の負担は費用だけではありません。管理の責任は所有者に残り、状態が悪化すると市町村、保険会社、近隣という三方向から同時に問題が現れます。誰に何を伝えるかを、決める前に把握しておきます。

貸す場合──賃料を聞く前に、貸せる状態かどうかを確かめる

貸す案の検討は、相場を聞くところからではなく、この家をそのまま人へ引き渡せるかどうかの確認から始まります。順番を逆にすると、後から出てくる修繕費が表を壊します。

貸す案が他の二つと違うのは、先にお金が出ていく点です。賃料が入り始めるのは、修繕を終えて募集をかけ、入居者が決まった後です。給湯器、水回り、雨漏り、シロアリ、電気の容量、内装。実家をそのまま貸せる状態で残している家は多くありません。まず建築士か、賃貸を扱う不動産会社に現地を見てもらい、貸すために必要な工事と、あった方がよい工事を分けてもらってください。

名義の確認は、貸す場合にも必要です。共有の不動産では、保存行為、管理行為、処分行為で必要になる同意の範囲が異なるのが原則で、賃貸に出す行為がどれにあたるかは契約の期間や内容によって変わります。兄弟の一人が単独で賃貸借契約を結び、後から他の共有者との間で問題になる例があります。共有だと分かった時点で、司法書士か弁護士へ確認してください。

建物側では、給排水と給湯、電気の容量、換気、浴室、便所、台所の設備が、いまの生活水準に合うかを見ます。加えて、増改築の履歴が確認できるか、検査済証や建築確認に関する書類が残っているかも押さえます。見つからない家は珍しくありません。あるかないかを先に調べ、なければ市の建築指導担当や建築士に、どこまで確認できるのかを聞いてください。ここを曖昧にしたまま募集を始めると、後で工事の可否につまずきます。

需要は地区によって違います。磐田市や袋井市の戸建て賃貸では、駐車場が二台分取れるかどうかが問い合わせの数を大きく分けます。学区、勤務先までの経路、スーパーと病院までの距離。これらは現地に立たないと分かりません。賃料の見当は、不動産のポータルサイトで同じ地区の戸建ての募集を並べれば、おおよその幅がつかめます。ただし募集中の賃料は、成約した賃料ではありません。実際に決まった条件は、賃貸を扱う会社に聞いてください。

契約の形も先に決めます。普通借家契約では、期間が満了しても貸主から更新を拒むには正当の事由が必要とされるのが原則で、将来自分たちで使いたい、時期を見て売りたいという希望とは噛み合いません。期間を区切る定期借家契約という形もありますが、契約時に書面での説明が必要になるなど、手続きが定められています。どちらを選ぶかは出口の希望から逆算し、具体的な条件は不動産会社と、必要に応じて弁護士へ確認してください。

貸した後の手間も、表に入れます。家賃の入金確認、滞納したときの督促、設備が壊れたときの一次対応、退去時の精算、原状回復の範囲をめぐる話し合い。遠方に住んでいるなら管理会社へ委託することになり、賃料から管理料が引かれます。給湯器やエアコンは、貸しているあいだに必ず寿命が来ます。修繕の積立てを最初から見込んでおかないと、二年目で収支が反転します。

募集を出してから決まるまでの期間も、収支に入れます。戸建ての賃貸は物件ごとの条件差が大きく、条件の合う入居者が現れるまでに季節をまたぐことがあります。転勤や進学の動きに合わせて募集を始めるかどうかで、反応の数も変わります。空室の月にも、税と保険と管理の費用は出ていきます。年間の手取りを書くときは、十二か月満室という前提ではなく、空室の月を見込んだ数字にしてください。あわせて、賃貸に出す場合は火災保険の契約内容も見直しの対象になります。

賃料収入は不動産所得として扱われ、確定申告が必要になるのが原則です。必要経費として何が認められるか、減価償却をどう計算するか、他の所得との関係がどうなるかは、事案によって変わります。手取りを表に書くときは、税引き前の賃料ではなく、管理料と経費を引いた後の額を書き、税の部分は税理士に確認と注記して空欄のままにしておくほうが、比較としては正確です。

最後に、貸すと売りにくくなる面があることも書いておきます。入居者がいる状態での売却は、買主が投資目的の人に絞られやすく、自分で住みたい買主の候補からは外れます。数年後に売る前提があるなら、契約の形と期間をその前提に合わせて設計する必要があります。貸すと売るは、両立しないわけではありませんが、順番と契約設計を間違えると一方が閉じます。

  • 貸すために必要な工事と、あった方がよい工事を分けて見積もる
  • 共有名義の場合、賃貸に出すことへの同意の範囲を専門家へ確認する
  • 検査済証や建築確認に関する書類の有無を先に調べる
  • 募集中の賃料ではなく、成約した条件を賃貸担当に聞く
  • 給湯器とエアコンの更新費用を、年あたりの積立てとして見込む
貸す前に確かめる項目と相談先
確認すること見るところ相談先
貸せる建物か雨漏り、シロアリ、給湯器、電気容量、内装建築士、工務店
貸せる権利か単独か共有か、同意の範囲、相続登記の状況司法書士、弁護士
法令と書類増改築の履歴、検査済証、建築確認の書類市の建築指導担当、建築士
需要と条件駐車台数、学区、生活動線、成約した賃料賃貸を扱う不動産会社
契約の形普通借家か定期借家か、期間の設計不動産会社、弁護士
税と申告不動産所得、必要経費、減価償却税理士

家族で一枚の比較表を埋める

最後は、三案を同じ形式の表へ落とします。大事なのは埋まった欄ではなく、空欄と、その空欄を誰がいつ埋めるかです。表は結論を出す道具ではなく、家族全員が同じ前提へ戻るための一枚です。

表は、縦に項目、横に案を並べます。案は売る、残す、貸すの三つに、必要なら解体してから売るを加えた四列。項目は、初期にかかる費用、年間の収支、手元に残る見込み、必要な期間、必要な同意、法令上の制約、家族の希望との適合、そして未確認事項。すべての案について、同じ項目を埋めます。一案だけが詳しく、他の列が空という状態は比較になりません。

数字には精度を付けます。見積書がある確定、業者に口頭で聞いた概算、募集事例などから推し量った推定、まだ調べていない未調査。この四段階で十分です。解体費は確定、賃料は推定、修繕費は未調査。こう書き分けるだけで、次に調べるべき場所が表の上に現れます。精度を書かずに数字だけを並べると、根拠のいちばん弱い数字がいちばん強く見えるという逆転が起きます。

空欄は敗北ではありません。空欄には、何を調べるか、誰が調べるか、いつまでにという三つを書きます。接道の幅員、長男、今月末に市の窓口で。この形にしておけば、次の家族会議は空欄の埋まり具合を確かめるところから始められます。集まるたびに議論を最初からやり直す家は、たいてい前回の空欄を持ち越していません。

思い出の項目にも、表の中で列を持たせます。仏壇と位牌をどうするか。庭の木を誰かが引き取れるか。写真とアルバムの整理は誰が担当するか。盆の集まりを来年どこで行うか。金額に換算できませんが、決めないと売却の日程も動きません。残したい体験、残したい物、残したい期間の三つに分けて書くと、費用の話と切り離さずに扱えます。

決めないという結論も、表の中の一つの案として扱えます。ただし条件を付けます。保留する期間、そのあいだの巡回の担当と頻度、年間の費用上限、そして再検討する日。この四つが書かれていれば管理された保留ですが、書かれていなければ実質は放置です。空家等対策の枠組みで問題になるのは、後者のほうです。

家族会議は、資料を先に配ってから開きます。当日に初めて数字を見た人は、賛成も反対もできません。欠席する人にも同じ資料を送り、訂正の期限を切ります。意見の対立に見えるものの多くは、見ている資料が違うことから起きています。事実、意見、決定、保留の四つに分けて議事を残すと、次の回で同じ議論を繰り返さずに済みます。

表が埋まってきたら、そのまま専門家へ渡せる形に整えます。名義と相続の部分は司法書士へ。税の部分は事実関係を添えて税理士へ。建物の部分は建築士へ。土地と流通の部分は宅地建物取引士へ。一人にすべてを尋ねると、答えられない部分が推測で埋まります。質問は分野ごとに分けて出し、回答の範囲と日付を書き添えて表へ戻してください。

表そのものは、紙一枚に収めます。項目を増やしすぎると、埋める作業のほうが止まります。迷ったら、費用、期間、同意、制約、未確認の五つに絞ってください。細かい内訳は別紙にして、表の欄には合計と精度だけを書きます。家族全員が同じ一枚を見ている状態のほうが、内訳の細かさより先に効きます。

更新の履歴も残します。誰が、いつ、どの欄を、何を根拠に書き換えたか。古い数字を消さずに残しておくと、後から結論が変わったときに、事情が変わったのか、単に情報が増えただけなのかを見分けられます。相続人が増えたり、担当者が交代したりする場面でも、同じ根拠へ戻れます。

三択のどれが正解かは、家によって違います。接道が二メートルに満たない家と、駐車場が二台取れる家では、同じ言葉でも中身がまったく別のものになります。この表が目指すのは正解を出すことではなく、家族の誰が見ても同じ前提へ戻れる状態を作ることです。前提が同じであれば、意見が分かれても議論は前に進みます。表を誰かの説得に使い始めると、都合のよい数字だけが精度の欄を飛ばして並びます。空欄をそのまま人に見せられる表が、結局いちばん長く使えます。

  • 四つの案について、同じ項目をすべて埋める(空欄も残す)
  • すべての数字に確定・概算・推定・未調査の印を付ける
  • 空欄ごとに、調べる内容・担当者・期日の三点を書き込む
  • 残したい物と体験を、期間付きの言葉にして表へ入れる
  • 保留を選ぶ場合は、期間・担当・予算上限・再検討日を決める
  • 分野ごとに質問を分け、回答の範囲と日付を表へ書き戻す
家族で埋める比較表のひな型
項目売る残す貸す
最初に出ていく費用測量・解体・残置物処分当面の修繕と保険の見直し貸すための工事と募集費用
年間の収支引渡しまでの維持費税・保険・管理・交通の合計賃料から管理料と経費を引いた額
手元に残る見込み差し引き後の手取り支出のみ年間の手取りと修繕積立て
必要な期間媒介から決済引渡しまで期限なし。見直し日を設定工事から入居決定まで
必要な同意共有者・相続人全員管理の担当者同意の範囲を要確認
未確認事項境界・取得費の資料屋根と外壁の状態成約賃料と工事費

図3建物の状態と、家族が使う予定で仕分ける

建物の状態と、家族が使う予定で仕分ける三択を横並びで悩む前に、まず自分の家がどのマスにいるかを決めます。マスが変われば、同じ選択肢でも次に取る行動と急ぎ方が変わります。どちらの軸も、第1章の前提確認が済んでいれば埋まります。横軸=家族が使う予定があるか / 縦軸=手を入れずに人へ引き渡せる状態か使う予定がない・未定時期と頻度まで決まっているそのまま引き渡せる売る手取りと貸す手取りを直接比べる差し引き後の手取り額と、賃料から経費を引いた年額を同じ表に置く。数年後に売る希望があるなら契約の形も同時に決める。期限を切って残す使う時期と頻度が決まっているなら、年間費用と掛け算できる。担当・予算上限・見直し日を決めて保留を管理された状態にする。修繕しないと使えない現況のまま売る案と、解体を含む案を並べる解体は後戻りできず、住宅用地の特例からも外れるのが原則。接道・境界・再建築の条件を確認してから比べる。修繕費を先に出してから残す屋根、雨漏り、給湯器の見積もりを取り、使う予定に見合うかを判断する。金額が希望を上回るなら、使い方のほうを見直す。どのマスにいても、決められる人の確認が済むまでは契約書に署名する場面を作らない。
三択を横並びで悩む前に、まず自分の家がどのマスにいるかを決めます。マスが変われば、同じ選択肢でも次に取る行動と急ぎ方が変わります。どちらの軸も、第1章の前提確認が済んでいれば埋まります。

このページ固有の確認メモ

ここからは「実家は売る・残す・貸す?3択を家族で比較する判断表」で特に確認したい内容を、事実、避けたい判断、手元資料に分けて示します。すべてを一度に終える必要はありません。確認できた項目には日付と根拠を添え、分からない項目には担当者と再確認日を付けてください。家族が別々の時間に作業しても、同じ一覧へ戻れる状態を目指します。

確認しておく事実

この欄は、方針を決める前に共有したい事実です。家族の記憶だけで確定せず、通知書、契約書、公式ページ、撮影日が分かる写真など、確認に使った根拠を隣へ書きます。該当しない項目も削除せず「該当なし」とした理由を残すと、後から同じ調査を繰り返さずに済みます。

  • 三案は成り立つ条件が違うため、前提をそろえないと比較にならない
  • 登記事項証明書で決められる人を確定してから金額の話に入る
  • 売る案は査定額ではなく、差し引き後の手取りと引渡しまでの期間で書く
  • 残す案の年間費用は、税・保険・水道光熱・草刈り・交通・時間の合計で見る
  • 解体すると住宅用地の特例から外れるのが原則で、翌年度の税負担が変わる
  • 貸す案は先に修繕費が出ていくため、賃料より前に貸せる状態かを確認する
  • 数字には確定・概算・推定・未調査の精度を付けて並べる

避けたい判断

この欄に当てはまる可能性があるときは、契約や処分をいったん止めます。一般例を対象の家へ当てはめたのか、資料で確かめたのかを区別し、不足情報を質問へ直してください。法務、税務、測量、建物、行政など別分野の判断が必要なら、回答できる相談先へ切り分けます。

  • 近所の売却事例の坪単価を、条件の違う自分の家へそのまま当てはめる
  • 片付けを先に済ませ、売買契約書や保険証券、境界の資料まで処分する
  • 共有名義に気づかないまま、一人で媒介契約や賃貸借契約を結ぶ
  • 更地にすれば売れると考えて、税額の変化と接道条件を確認せずに解体する
  • 募集中の賃料を成約賃料と考え、修繕と管理料を見込まずに収支を作る
  • 保留を選びながら、期間・担当・予算上限・再検討日を決めずに置く

手元で探すもの

見つけた資料には名称、発行年、原本の保管者を記します。古い資料も経緯を知る手掛かりになるため、最新版と違うだけで捨てないでください。見つからない場合は空欄にせず、再取得できるか、誰に所在を尋ねるか、いつ再確認するかを決めると次の相談準備になります。

  • 登記事項証明書と持分、抵当権の有無
  • 相続登記の状況と相続人の範囲
  • 建物の築年と、外観・設備の写真
  • 前面道路の幅員と接道の長さ、境界標の有無
  • 農地かどうか、都市計画上の区分
  • 固定資産税の納税通知書と課税明細書
  • 火災保険の証券番号、補償内容、満期日
  • 年間の維持費の合計と、固定費・変動費・臨時費の内訳
  • 取得費の資料になり得る書類の所在
  • 巡回の担当者、頻度、年間の予算上限
  • 空欄ごとの担当者と期日、次の見直し日

よくある質問

売る・残す・貸すのうち、どれがいちばん得ですか

得かどうかは、名義、建物の状態、接道、家族の予定によって入れ替わります。このページで扱うのは結論ではなく、三案を同じ項目で並べるための前提と手順です。数字が出そろった後の最終判断は、税は税理士、権利は司法書士など、分野ごとの専門家へ渡してください。

何から手を付ければよいですか

登記事項証明書を取り、決められる人を確定するところからです。次に建物を写真で押さえ、土地の接道と境界を調べ、年間費用を合算します。ここまでは家族だけで進められます。片付けや解体の見積もりを先に取ると、後で順番をやり直すことになりがちです。

更地にしたほうが売れますか

買主の層は広がる場合がありますが、解体は後戻りできません。住宅が建っている土地の課税標準を軽減する特例から外れるのが原則で、翌年度の税負担が変わります。接道や再建築の条件によっては、更地にしても状況が改善しないこともあります。解体費の見積もりと税額の変化を並べてから判断してください。

貸せるかどうかは、どこで分かりますか

権利の入口は登記事項証明書で、建物の状態は建築士や工務店の現地確認で分かります。賃料と入居の見込みは、賃貸を扱う不動産会社に成約した条件を聞くのが確実です。募集中の賃料は成約賃料ではないため、そのまま収支に入れないでください。

まだ決められません。放置になりませんか

保留は選択肢の一つとして表に書けます。ただし、保留の期間、巡回の担当と頻度、年間の費用上限、再検討する日の四つを決めてください。この四つがあれば管理された保留、なければ放置です。管理が不十分な空き家には、市町村による助言・指導や勧告の仕組みがあります。

税金の計算までしてもらえますか

税額の計算と特例の適用可否は税理士の領域です。このページでできるのは、質問に必要な事実関係、取得費の資料、売却や賃貸の条件を整理して渡せる形にするところまでです。国税庁の該当ページで制度の概要を確認したうえで相談してください。

公式出典・確認先

制度や受付条件は変わることがあります。最終判断の前に、リンク先の最新情報と担当窓口を確認してください。

  1. ふじがおか実家カルテ|住所で分かること(fudosan.atawi.link)カルテで整理する範囲と、現地・専門家確認が必要な範囲を確認確認日:2026-08-27
  2. 法務省|相続登記の申請義務化について(www.moj.go.jp)相続登記の基本的義務、遺産分割成立後の追加的義務、経過措置を確認確認日:2026-08-27
  3. 法務省|相続人申告登記について(www.moj.go.jp)遺産分割がまとまらない場合の申告登記と必要書類を確認確認日:2026-08-27
  4. 国土交通省|空家等対策の推進に関する特別措置法関連情報(www.mlit.go.jp)管理不全空家等・特定空家等に関する制度と指針を確認確認日:2026-08-27
  5. 国土交通省|空き家対策 特設サイト(www.mlit.go.jp)管理不全空家制度の概要と所有者が行う管理の考え方を確認確認日:2026-08-27
  6. 国税庁|被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例(www.nta.go.jp)適用期間、対象家屋、相続人数による控除限度額等を確認確認日:2026-08-27
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大石 浩之

富士ヶ丘サービス株式会社 代表取締役・宅地建物取引士(静岡県知事 第027186号)。静岡県磐田市見付を拠点に、磐田市・袋井市・森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市・浜松市で、相続不動産・空き家・実家じまいの相談に対応。家族が次に確認する事項を、判断を急がず、地域の実務と公的情報を分けながら整理しています。