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実家の片付けで捨ててはいけない物|権利証・通帳・写真の救出順

実家の片付けでいちばん怖いのは、捨ててしまったことに何年も気づかないことです。権利証は表紙を見ただけでは何の紙か分からず、古い通帳は使っていないように見え、封筒に入った境界確認書は隣の家の判子が押された一枚きりの紙です。人手を集めて一気に空にした後、相続登記の準備を始めてから「あの箱はどこへ行ったのか」と探すことになります。磐田市や袋井市の実家では、母屋のほかに離れや納屋があり、書類が何か所にも分かれて置かれていることも珍しくありません。このページでは、捨ててよい物と捨ててはいけない物をどう線引きするか、権利証と登記識別情報を見た目で見分ける方法、通帳や保険を手がかりから探し当てる順番、写真や位牌を処分の工程から外す段取り、そして救出した物をどこに置いて誰と共有するかを、実際に手が動く形で並べます。

実家の片付けで捨ててはいけない物|権利証・通帳・写真の救出順について家族が資料を確認し、次の順番を話し合う写真風イメージ

まず結論

先に、書類だけを集める日を一日つくります。その日はゴミ袋を出さない。次に、権利証か登記識別情報通知か、固定資産税の納税通知書があるかを確かめます。通帳は現物より、キャッシュカードや郵便物という手がかりから逆にたどる。写真と位牌は搬出の工程から外し、別の日程へ移す。最後に、集めた物の目録を作って原本の置き場所を一か所に決め、写真は家族全員が見られるようにしておく。この順番なら、取り返しのつかない捨て方はほぼ避けられます。

実家の片付けで捨ててはいけない物|権利証・通帳・写真の救出順で重要品を示すピクトグラム
重要品実家の片付けで捨ててはいけない物で最初に見る「重要品」
実家の片付けで捨ててはいけない物|権利証・通帳・写真の救出順で家族確認を示すピクトグラム
家族確認残す物の合意を記録
実家の片付けで捨ててはいけない物|権利証・通帳・写真の救出順で解体前確認を示すピクトグラム
解体前確認土地条件と費用を先に整理
実家の片付けで捨ててはいけない物|権利証・通帳・写真の救出順で搬出計画を示すピクトグラム
搬出計画物量・経路・分別を見積りへ

捨ててよい物より先に、「誰が捨ててよいか」で分ける

片付けで失うのは、値打ちのある品より先に、あとで必要になる紙です。この章では家じゅうの物を四つの群に分け、初日の手の動かし方を決めます。

片付けを始めた家でまず起きるのは、判断の速度が上がりすぎることです。押入れを開けて三時間もすると、迷う物をまとめて「たぶんいらない」の側へ寄せるようになります。だから分け方は、現場の勢いに耐える形にしておく必要があります。すすめたいのは、「捨ててよいか」ではなく「これを捨てる判断を、いまここにいる人だけでしてよいか」で線を引くやり方です。判断してよい人を基準にすると、迷った品は自動的に保留へ回ります。値打ちを見積もる必要がないので、誰がやっても結果がぶれません。

分け先は四つです。第一群は権利とお金に直結する物。登記済証や登記識別情報通知、固定資産税の納税通知書、預金通帳、キャッシュカード、保険証券、有価証券、売買契約書、賃貸借契約書、遺言書、実印と印鑑登録カード、年金や健康保険の書類、それに鍵。第二群は再発行できない物で、写真、手紙、日記、境界確認書、賞状や勲章が入ります。第三群は捨てる手順が決まっている物。家電、パソコン、消火器、灯油、塗料、農薬、ガスボンベ、刃物、金庫。第四群がようやく、そのまま捨ててよい物です。

初日に触るのは第一群だけにします。段ボールを二つ用意して、書類らしき物を中身を見ずにそこへ入れる。封筒は開けない、束は崩さない、輪ゴムは切らない。仕分けは後日、明るい机の上で落ち着いてやります。初日にゴミ袋を出さないのは、袋が一枚でも出た時点で「その袋に何を入れたか」を誰も再現できなくなるからです。よくある失敗は、業者が入る前夜に家族総出で分別し、司法書士事務所の名前が入った紙袋が古新聞の束に混ざったまま集積所へ出てしまう例です。

第三群は、量が少なくても先に部屋の隅へ寄せます。エアコン、テレビ、冷蔵庫と冷凍庫、洗濯機と衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象で、粗大ごみとしては出せません。パソコンはメーカーや回収事業者による引き取りの仕組みがあります。消火器は市町の収集に載らないことが多く、販売店や指定の窓口での引き取りになります。灯油、塗料、農薬、ガスボンベ、乾電池、車のバッテリーは、量と種類で扱いが変わります。これらが混ざったままだと、片付け業者の見積りも後から積み直しになります。

廃棄を人に頼むときは、許可の話が付いてきます。家庭から出る物は原則として一般廃棄物にあたり、収集運搬には市町の許可か、許可を持つ業者への委託関係が必要です。買い取りが混ざるなら古物商の許可も関わります。「無料で全部持っていきます」と回ってくる車へ一括で渡してしまうと、後になって不法投棄の現場から自分の家の郵便物が出てくることがあります。見積書に、どの区分の物を誰の許可のもとで運ぶのかが書かれているかを、契約前に見てください。

持ち主の問題も先に片付けます。実家にある物が全部、親の物とは限りません。同居していた兄弟の家財、孫が置いていった荷物、農機具のリース品、借りたままの脚立。相続の対象になる物、他人の物、共有になっている物では、処分してよい人が違います。誰かの物だと分かった時点で部屋の一角へ集め、「◯◯さんの物」と紙を貼っておくのがいちばん早い。あとから「勝手に捨てた」という話になると、片付けとは別の争いが始まってしまいます。

相続放棄を考えている人がいるなら、手を止める判断が要ります。相続財産を処分する行為は、相続を承認したものとみなされる取扱いがあり、片付けや形見分けがこれにあたるかどうかは、品物の価値や行為の中身によって判断が分かれます。放棄の可能性が少しでもあるなら、掃除と最低限の保存にとどめ、着手の前に弁護士や司法書士へ確認してください。期間の起算点についても、自分たちだけで決めずに聞いたほうが安全です。ここは片付けの都合より、期限の都合が優先します。

遺言書らしき物が出てきたときは、その場で開けません。封のある自筆の遺言書は、原則として家庭裁判所で検認の手続きを経てから開けることになっています。法務局の保管制度を使っていた場合は扱いが変わります。封筒に「遺言」とだけ書かれた物、便箋への走り書き、日付のない紙も含めて、見つけた時点で外観の写真を撮り、封筒ごと第一群の箱へ入れておく。中身の是非を、その場で家族の誰かが判断する必要はありません。

初日の終わりに残すのは、箱の写真と数行のメモで足ります。どの部屋のどこから何箱出したか、開けていない封筒が何通あるか、次に誰が中身を見るか。これがあれば、二日目に別の人が来ても続きから始められます。実家の片付けは一日では終わりませんし、途中で人が入れ替わるのが普通です。情報が落ちない形にしておくことが、結局はいちばん早く終わる道になります。

四つの群と、捨てる判断を誰がしてよいか
主な中身判断してよい人初日の扱い
第一群 権利とお金登記済証・登記識別情報通知、納税通知書、通帳、保険証券、契約書、遺言書、実印、鍵相続人全員。単独では決めない中身を見ずに箱へ集める。封筒は開けない
第二群 再発行できない写真、手紙、日記、境界確認書、測量図、賞状、位牌の裏書き残す前提で保留。処分は全員の合意後搬出の荷物と別の部屋へ移す
第三群 手順が決まっている家電四品目、パソコン、消火器、灯油、塗料、農薬、刃物、金庫手順は自治体と法令が決める隅へ寄せ、種類と数を控えておく
第四群 そのまま捨ててよい衣類、寝具、食器、家具、雑貨、期限切れの食品その場にいる人で決めてよい分別して量を測り、見積りの材料にする

図1初日から搬出までに、何を先にやるか

初日から搬出までに、何を先にやるか左から右へ日が進みます。第一群の書類だけを先に抜き、家族の確認を挟んでから、量の多い物へ手をつける並びです。この順に進めると、取り返しのつかない捨て方が起きる場面が最後まで来ません。初日書類だけを集めるゴミ袋を出さず、書類らしき物を中身を見ずに箱へ入れる。封筒は開けず、束も崩さない。仏壇や納屋の引き出しも見る。数日机の上で仕分ける明るい場所で一枚ずつ見る。権利、税、金融、保険、契約の五つに分け、見つからない物は「未確認」として名前だけ残す。1週保留箱を家族へ見せる写真と手紙、値打ちの分からない品を一覧にして共有する。返事の期限と、期限後の扱いを先に決めておく。2週手順の要る物を分ける家電四品目、危険物、登録証のある品を隅へ集める。菩提寺への連絡もこの時期に入れると日程が間に合う。搬出見積りと搬出作業範囲と許可の区分を書面で確かめてから依頼する。重要書類が出た場合の連絡方法も、作業前に決めておく。止まってもよい工程は右側だけ。左端の二つを飛ばして搬出へ進むと、後から戻れない。
左から右へ日が進みます。第一群の書類だけを先に抜き、家族の確認を挟んでから、量の多い物へ手をつける並びです。この順に進めると、取り返しのつかない捨て方が起きる場面が最後まで来ません。

権利証と登記識別情報は、見た目と言葉で見分ける

不動産の書類は、表紙を見ても何の紙か分かりにくいところが厄介です。この章では形で見分ける手がかりと、同じ場所に置かれていることの多い書類を挙げます。

家の権利にかかわる紙は、時期によって形が二つあります。古いほうが「登記済証」、いわゆる権利証です。B5からA4ほどの紙を袋とじにした冊子で、表紙に「登記済権利証」や「不動産登記済証」と印字され、司法書士事務所の名前が入った厚手の表紙が付いていることが多い。中の書類には朱色の「登記済」という角印と、受付の年月日、受付番号が押されています。和紙のような手触りで、封筒に入ったまま仏壇の引き出しや床の間の地袋にしまわれていることがよくあります。

新しいほうは「登記識別情報通知」です。平成十七年の不動産登記法の改正を受け、法務局ごとに順次切り替わりました。A4一枚に不動産の表示と登記名義人が印字され、下のほうに十二桁の英数字が書かれています。この数字の部分は目隠しのシールで覆われているか、折り込んで貼り合わせてあります。シールは剥がしません。剥がして番号が見えてしまったときの取扱いは定めがありますので、必要が生じた時点で司法書士へ相談してください。

どちらも「持っていれば所有者だと証明できる紙」ではない、という点は押さえておきたいところです。誰の名義かは登記事項証明書で確かめられます。法務局の窓口でもオンラインでも、手数料を払えば誰でも取れます。だから権利証が出てこなくても、実家の名義が現在どうなっているかは今日のうちに確認できます。地番が分からないときは、固定資産税の納税通知書に付く課税明細書か、法務局に備えられた地図から住居表示をたどります。

権利証が要る場面と要らない場面も、分けて覚えておくと慌てません。亡くなった方から相続人へ名義を移す相続登記では、原則として権利証は必要書類に入りません。求められるのは戸籍や住民票の除票、遺産分割協議書といった書類です。権利証が問われるのは、名義人が生きている状態で売買する場面のほうです。つまり見つからないことが、それだけで手続きを止めるわけではありません。探し続けて片付け全体が止まるほうが、実際には損になります。

権利証の近くには、たいてい別の重要な紙が同居しています。売買契約書と重要事項説明書、建築確認済証と検査済証、確定測量図や地積測量図、境界確認書、住宅ローンの契約書、抵当権抹消の書類一式。農地があれば転用や権利移動の許可書。一枚ずつ見ても意味が分からなくて構いません。まとめて一つの封筒に入れて残しておけば、後で専門家が見たときにそのまま使えます。ばらして捨てないことが、この章でいちばん大事な点です。

とりわけ再発行できないのが境界確認書です。隣の土地の所有者と立ち会い、境界の位置を互いに認めた書面で、隣地の方の署名や押印が入っています。同じ物をいまから作ろうとすると、測量と立会いをやり直すことになり、費用も時間もかかります。隣家でも代が替わっていれば、相手方の相続人を探すところから始まります。池田や匂坂のように農地と宅地が入り組む地区では、この一枚があるかどうかで売却の段取りが丸ごと変わることがあります。

建築確認済証と検査済証は、建て替えや融資の場面で効いてきます。紛失している家は多く、その場合は建築計画概要書の写しや台帳記載事項証明書を、確認を行った行政庁の窓口で取得できることがあります。取得できる範囲や年代には行政庁ごとの差がありますので、対象の建物がいつごろのものかを控えてから問い合わせてください。増築を重ねた家では、図面と現況が合わない場合もあることを、あらかじめ見込んでおきます。

固定資産税の納税通知書は、不動産の棚卸しに使える一枚です。同封の課税明細書に、その市町にある土地と建物が並びます。ただしここに全部が載るとは限りません。未登記の建物、共有になっている持分、免税点に満たない土地、別の市町にある不動産は、この明細だけでは見えないことがあります。市役所で名寄帳(固定資産課税台帳)を取ると、その市町の分をまとめて確認できます。誰が請求できるかは市町の定めによりますので、本人確認の書類を持って窓口で確かめてください。

見つかった物と見つからない物は、同じ紙に並べて書いておきます。「登記識別情報通知あり・仏壇の引き出し・八月二十日」「境界確認書なし・納屋はまだ見ていない」というふうに、無いことと、まだ探していないことを分けて書く。ここを分けないと、二人目が同じ場所をもう一度探すことになります。相続登記の準備を司法書士へ頼むときも、この一覧をそのまま渡せば、何から取り寄せるかの話がすぐ始まります。

  • 表紙に「登記済権利証」と印字された袋とじの冊子がないか、仏壇と床の間から見る
  • A4一枚で下部に目隠しシールのある「登記識別情報通知」を探し、シールは剥がさない
  • 固定資産税の納税通知書と課税明細書を、直近の一年分だけでも確保する
  • 境界確認書や測量図を、権利証と同じ封筒から抜き出してばらさない
  • 建物の建築年と、確認済証・検査済証の有無を控えておく
  • 名義の現状は登記事項証明書で確かめ、権利証探しで片付けを止めない

通帳・証券・保険は、現物より手がかりから探す

口座や契約は、通帳そのものが残っていなくてもたどれます。この章では家に残る手がかりと、金融機関や協会へ照会するときの順番を並べます。

通帳を探すのは正しいのですが、通帳が出てこないことを前提にした探し方も同時に走らせます。手がかりは家の中にたくさん残っています。金融機関の名前が入ったタオル、カレンダー、ボールペン、ティッシュの箱。輪ゴムで束ねられたATMの明細。年賀状の差出人。使い込まれた印鑑と、その横に置かれた銀行名入りの小さな封筒。こうした品は通帳より捨てられやすいので、書類箱を作るときに一緒に拾っておいてください。

いちばん強い手がかりは郵便物です。証券会社は取引残高報告書を定期的に送りますし、保険会社は契約内容のお知らせを年に一度は送ってきます。配当金の計算書、株主総会の招集通知、投資信託の運用報告書、確定申告に使った控除証明書。届く郵便を止めてしまうと、この手がかりが消えます。空き家になった実家では、郵便受けを封じる前に転送か回収の担当を決めておいてください。半年分の郵便物が、家じゅうを探すより早く答えを出すことがあります。

金融機関が名義人の死亡を知った時点で、その口座は入出金が止まります。だから通帳の記帳を続けようとしても、そこから先は動きません。ここからは相続の手続きに移り、残高証明書や取引履歴の請求、名義の変更や解約を、相続人として進めることになります。必要書類は金融機関ごとに違い、戸籍の範囲や協議書の要否も一律ではありません。まず一行へ電話して必要書類の一覧をもらい、それを他行にも当てはめてみるのが、手戻りの少ないやり方です。

当面の支払いに困る場合は、預貯金の一部を相続人が単独で払い戻せる仕組みがあります。計算の方法と上限が定められており、求められる書類も金融機関ごとに違います。葬儀の費用や施設の精算に充てる例が多いのですが、引き出した後の扱いが遺産分割の話に影響することもありますので、金額と使い道は必ず記録に残してください。適用の可否や上限の具体的な計算は、金融機関の窓口と、必要に応じて司法書士や弁護士に確かめます。

生命保険は、証券が見つからないという相談がとくに多い分野です。生命保険協会には、亡くなった方の契約の有無を加盟各社へ一括して照会できる制度があります。利用には料金がかかり、必要書類も決まっていますので、協会の案内で現在の条件を確認してください。損害保険の側では、火災保険の証券が権利証と同じ封筒に入っていることがよくあります。積立型なら満期の返戻金が残っている可能性もありますので、証券番号を控えて保険会社へ問い合わせます。

株式や投資信託については、上場株式の電子化が行われた関係で、紙の株券が手元にあってもそれが現在の残高を示すわけではありません。どこの証券会社に口座があるか分からないときは、証券保管振替機構へ登録済加入者情報の開示を請求すると、口座のある証券会社名を知ることができます。そこから各社へ相続の手続きに入ります。ゆうちょ銀行の貯金についても、口座の有無を調べる照会の仕組みが用意されています。

通帳のない口座も増えました。ネット銀行やネット証券は紙が届かないため、パソコンやスマートフォンの中にしか痕跡がありません。メールの受信箱、ブラウザのブックマーク、クレジットカードの引落先、スマートフォンのアプリの一覧。端末を初期化したり処分したりする前に、この確認を済ませてください。暗号資産や電子マネーが絡む場合は、扱える専門家が限られますので、早めに相談先を探しておいたほうが全体の動きは速くなります。

借りている側も、同じ日に調べます。カードローンや消費者金融の明細、保証会社からの通知、事業に使っていた借入の残高証明。信用情報については、相続人が開示を請求できる仕組みがあり、扱う機関が複数に分かれています。相続放棄には原則として三か月という期間がありますから、負債の有無は早いうちに輪郭だけでもつかんでおく必要があります。ここは片付けの進み具合と関係なく、日付で動く部分です。

相続税の申告が必要になりそうな場合、残高証明書は亡くなった日を基準に取ります。後から取り直すと手数料も手間も二重になりますので、何のために取るのかを決めてから請求してください。申告が要るかどうか、どの資料が必要かは、財産の内容と評価によって変わります。判断と申告そのものは税理士の領域ですので、資料を集める側は「何が、どこに、いくつあるか」の一覧までを引き受けます。

探し物ごとの手がかりと、見つからないときの照会先
探す対象家に残る手がかり見つからないときの照会先
預金口座通帳、キャッシュカード、粗品のタオルやカレンダー、ATM明細、印鑑と銀行名入りの封筒心当たりの金融機関へ相続人として口座の有無を照会。ゆうちょ銀行には貯金の有無を調べる仕組みがある
生命保険保険証券、契約内容のお知らせ、生命保険料控除証明書、口座からの毎月の引落生命保険協会の契約照会の制度。料金と必要書類は協会の案内で確認する
火災保険・積立保険権利証と同じ封筒、代理店の名刺、住宅ローンの書類一式証券番号が分かれば保険会社へ。代理店経由の契約なら代理店へ
株式・投資信託取引残高報告書、配当金計算書、株主総会の招集通知、旧券面の株券証券保管振替機構へ登録済加入者情報の開示を請求し、証券会社名を特定する
ネット銀行・ネット証券メールの受信箱、ブックマーク、アプリ一覧、クレジットカードの引落履歴端末を処分する前に確認する。各社の相続手続きの窓口へ問い合わせる
借入・保証利用明細、督促の郵便、保証会社からの通知、事業用の借入書類相続人からの開示請求を受け付ける信用情報の機関へ

図2口座と契約をたどるとき、誰が何を担うのか

口座と契約をたどるとき、誰が何を担うのか中心にあるのは、どこにいくらあるか分からない状態の財産です。有無を探す先と、手続きを進める先と、評価する先は別々で、決める人は代われません。電話をかける前に、自分がいまどの線の上にいるかを確かめてください。親名義の預貯金・保険・証券どこの会社に、どんな契約が残っているのか分からない状態金融機関の窓口死亡を伝えた時点で入出金が止まる。残高証明書、取引履歴、名義変更や解約はここから。必要書類は会社ごとに異なる。生命保険協会・証券保管振替機構契約や口座がどこにあるか分からないときに使う照会。会社名までは分かるが、金額や手続きはその先の各社で行う。税理士申告が要るかどうか、財産をどう評価するか。集める側は「何がどこにいくつあるか」の一覧までを用意する。相続人誰が手続きを担い、いつまでに何を終えるか。照会も申告も、決める人がいないところで止まってしまう。止める・出す有無を探す評価する決めるどの線へ進むときも、渡す資料は同じ一覧で足りる。相手ごとに作り直す必要はない。
中心にあるのは、どこにいくらあるか分からない状態の財産です。有無を探す先と、手続きを進める先と、評価する先は別々で、決める人は代われません。電話をかける前に、自分がいまどの線の上にいるかを確かめてください。

写真・手紙・位牌は、搬出の工程から外して別の日に回す

感情のからむ物を、袋詰めの流れの中で判断してはいけません。この章では、それらを別の予定へ移す方法と、宗教や法令の手順が必要な品を挙げます。

片付けの現場は、決断を急がせる場所です。トラックが待ち、作業の人が動き、時間の音が聞こえる。その中でアルバムを開くと、どちらの方向にも極端な判断が出ます。全部残すと言い張るか、見ないで捨てるか。だからこの群は、最初から搬出の工程に載せません。物理的に別の部屋へ移すか、家族の誰かが車に積んで持ち帰る。中身をどうするかは、静かな場所で日を改めて決めます。

写真は、量の問題として扱うと片付きます。厚いアルバムは一冊で一キロを超えることがあり、五十冊あれば運ぶだけで半日仕事です。全部を持ち帰るのが難しいときは、その場でスマートフォンを使って画像にします。一冊五分と決め、見開きごとに真上から撮る。表紙と順番も一緒に撮っておけば、後から誰の家の何冊目かが分かります。現物を残すかどうかは、画像ができてから考えれば済む話になります。

写真は紙のアルバムだけではありません。ネガフィルム、リバーサル、八ミリフィルム、ビデオテープ、カセットテープ、初期のデジタルカメラのメモリーカード、書き込み済みのCD-R、そして家族が使っていたパソコンの中。再生する機械がもう家にないという理由で捨てられがちですが、変換を請け負う事業者があります。捨てる前に、種類と本数だけでも数えて写真に撮っておいてください。数が分かれば、費用の見当も付けられます。

手紙と日記は、写真とは扱いが違います。書いた本人が読まれることを想定していない文章が入っていることがあり、家族の中でも誰が読むかを決めておく必要があります。全員で開封する、特定の一人が預かる、封を切らずにそのまま保管する。どれでも構いませんが、決めないまま箱へ入れておくと、後で「誰かが読んだのか」という話になります。中身の重さより、扱い方の合意を先に置くことです。

仏壇、神棚、位牌は、宗教上の手順が先に来ます。閉眼供養やお性根抜きと呼ばれる法要をお願いしてから動かすのが一般的です。呼び方も作法も宗派によって違いますので、まず菩提寺や神社に電話をして、日程と費用の目安、当日に用意する物を聞きます。法要の予定が数週間先になることもありますから、解体や引き渡しの日取りが決まっているなら、片付けの初期に連絡だけでも入れておいてください。

位牌の裏書きや過去帳は、その家の来歴が残る唯一の資料になっていることがあります。承継する人がいるなら現物を引き継ぎ、いないなら菩提寺と相談する。誰が引き継ぎ、費用を誰が持つかは、不動産の側で決められることではありません。なお、仏壇の引き出しから権利証や通帳が出てくることは非常に多いので、動かす前に必ず中を全部見て、書類が入っていれば第一群の箱へ移してから運び出してください。

法令上の手順がある品も、この群に混ざります。日本刀や短刀には銃砲刀剣類登録証が付いているはずで、登録証があれば所有者の変更を届け出る先が決まっています。登録証が見当たらない刀剣が出てきた場合は、動かす前に警察署へ連絡してください。猟銃も同じく警察署です。勲章、軍隊に関する書類、古銭、掛け軸や書画は、値打ちの判断がつかないまま捨てられやすいので、写真を撮って保留の側へ回します。

実家の来歴を語る資料も、思い出の中に埋もれています。庭で撮った古い写真に、いまはない塀や井戸、境界の杭、水路が写っていることがあります。農作業のノートには、どの田をいつ耕したかが残っています。掛塚のように古い家並みと細い道が残る地区では、こうした写真が建物の年代や増築の経緯を説明する材料になります。売却や解体の相談をするとき、言葉で説明するより一枚の写真のほうが早く伝わります。

保管の状態にも一言だけ添えます。遠州の冬は空っ風で乾き、夏は湿気がこもります。納屋や物置に置かれた紙は、カビと虫の被害を受けていることが少なくありません。アルバムのフィルムが台紙に貼り付いて剥がれない、封筒の中で紙同士がくっついている。無理に剥がすと破れますので、状態の悪い物は手を加えず袋に入れて持ち帰り、乾いた室内で時間をかけて開いていきます。急いでその場で開こうとすると、そこで失われます。虫の食った紙は袋を分け、ほかの資料と一緒にしないでください。

  • 写真・手紙・位牌を、搬出する荷物とは別の部屋か別の家へ移す
  • アルバムは一冊五分で撮影し、表紙と冊の順番も画像に残しておく
  • ネガ、ビデオテープ、パソコンの中の画像も、種類と本数を数えて記録する
  • 手紙と日記は、誰が読むかを先に決めてから箱に入れる
  • 仏壇や神棚を動かす前に、菩提寺や神社へ日程を相談しておく
  • 仏壇の引き出しは全部開けて、書類がないか確かめてから運び出す
  • 登録証の見当たらない刀剣が出てきたら、動かさずに警察署へ連絡する

救出した物を、どこに置き、誰と共有し、いつ手放すか

集めた物は、置き場所を決めないと二度目の行方不明になります。この章では目録の作り方と、原本とコピーの分け方、手放してよい時期の考え方を整理します。

実家から出した箱は、たいてい誰かの家の廊下に積まれます。そのまま半年が過ぎ、相続登記の準備を始めた頃に「あの契約書は誰の家の箱にあるのか」を電話で探し回ることになります。これを防ぐのは、立派な保管方法ではなく一枚の目録です。品名、見つけた場所、見つけた日、いまの保管者、原本か写しか、次にどの手続きで使うか。この六つの列があれば、実務としては十分に働きます。

目録は完璧でなくて構いません。中身の分からない封筒は「茶封筒・司法書士事務所名あり・未開封」と書いておけば、それで探せます。大事なのは、あとから足していける形にしておくことです。表計算ソフトでも、ノートへの手書きでも構いませんが、家族が見られる場所に置く。写真を撮って共有のフォルダに入れておけば、遠方にいる兄弟も同じ物を見ながら電話で話せます。

原本は一か所に集め、写しや画像は全員が持つ。この分け方が、あとの揉めごとをかなり減らします。原本を持つ人が偉いわけではないので、置く人と決める人は別だということも、最初に言葉にしておきます。保管の場所は、湿気の少ない室内で、火と水から離れたところ。量が多ければ貸金庫や貸倉庫も選べますが、手続きの最中に何度も出し入れするなら、取り出しやすさのほうが効いてきます。なお親名義の貸金庫は、開ける際に相続人全員の関与を求められることが多い点も見込んでおきます。

原本を人に渡すときは、必要な物だけを、預かり証と引き換えに渡します。片付け業者や不動産会社へ書類一式をまとめて預けるのは避けてください。手続きに使う原本は、司法書士や税理士が必要な範囲を指定してきます。多くの手続きでは、提出した戸籍などを返してもらう仕組みがありますので、返却してもらえるかを提出の前に確かめておくと、同じ書類を何度も取り直さずに済みます。

戸籍については、法定相続情報一覧図を作っておくと後が楽になります。相続の関係を一枚の図にまとめて法務局の確認を受けるもので、交付そのものに手数料はかからず、写しを複数受け取れます。銀行、証券、登記と、手続きの数だけ戸籍の束を持ち回る必要が減ります。作成には戸籍一式と申出書が必要ですので、司法書士に頼むか、法務局の案内を見て自分で作るかを、最初のうちに決めておいてください。

期限のある手続きは、目録とは別に日付の一覧を作ります。相続登記については、不動産を取得したことを知った日から三年以内に申請する義務が定められました。遺産分割がまとまらないときのために、相続人であることを法務局へ申し出る相続人申告登記という仕組みも用意されています。相続放棄は原則三か月、相続税の申告と納付は十か月が目安とされています。起算点や適用は事情によって変わりますので、法務局や専門家に確かめながら進めてください。

手放してよい時期は、物によって違います。権利証や登記識別情報通知、境界確認書、測量図は、その不動産を持っている間ずっと必要になります。売却の際に買主側へ渡る物もありますが、写しは手元に残します。通帳や取引の記録は、相続税の申告に使ったのであれば、保管する期間の考え方を税理士に聞いてから決めてください。何年か経ってから内容を問われる場面がありますので、片付いたからという理由だけで捨てないほうが安全です。

捨ててよいと決まった紙にも、後始末があります。口座番号、住所、生年月日、保険の証券番号が並んだ紙を、そのまま集積所へ出すのは避けたいところです。細断するか、溶解処理を請け負うサービスを使います。量が多いときは、機密書類の扱いができるかどうかを片付け業者への見積りの段階で聞いてください。庭で燃やす方法は、多くの市町で原則として認められていませんので、地元の案内を必ず確認します。

最後に、この一覧を誰に渡すかを決めておきます。相続登記なら司法書士、税なら税理士、境界や測量なら土地家屋調査士、売却の見通しなら不動産会社。相手ごとに必要な範囲は違いますが、元になる目録は一つで足ります。ふじがおか実家カルテが引き受けているのは、住所と手元の資料から公開情報を整理して、この一覧の手前を形にするところまでです。書類がそろっていない段階でも、何が足りないのかを洗い出すところから始められます。

  • 目録に「品名・発見場所・発見日・保管者・原本か写しか・使う手続き」の六列を作る
  • 原本は一か所にまとめ、写しや画像は家族全員が見られる場所へ置く
  • 原本を業者や不動産会社へまとめて預けず、必要な範囲だけを預かり証と引き換えに渡す
  • 法定相続情報一覧図を作り、戸籍の束を手続きごとに持ち回らずに済むようにする
  • 相続登記・相続放棄・相続税の期限を、目録とは別の日付一覧にまとめる
  • 処分してよい紙も、細断か溶解処理で個人情報を消してから出す

図3救出した物を、二つの軸で置き場所へ振り分ける

救出した物を、二つの軸で置き場所へ振り分ける横軸で、同じ物をもう一度手に入れられるかを見ます。縦軸は、これから始まる手続きで使う予定があるかどうか。この二つだけで、原本の集約と処分の可否が決まります。迷ったときは左の列へ寄せてください。横軸=もう一度は手に入らないか、取り直せるか / 縦軸=これから始まる手続きで使う予定があるかもう一度は手に入らない取り直せる・写しで代替できる近いうちに手続きで使う原本を一か所へ集め、画像を全員権利証、登記識別情報通知、境界確認書、遺言書。渡すのは必要な範囲だけにして、預かり証と引き換えにする。所在だけ記録し、必要になってから取る戸籍、住民票の除票、登記事項証明書、名寄帳。早く取りすぎると、内容や有効な期間が合わなくなることがある。当面は使わない保管する。急いで判断しない写真、手紙、日記、古い測量図、家の来歴が分かる資料。捨てる決断だけは、あとからやり直せない。個人情報を消してから処分してよ古い明細、期限の切れた案内、重複した写し。細断か溶解処理で。集積所へそのまま出さない。取り直せる物を捨てた失敗は取り返せるが、その逆はできない。迷ったら左の列に置いておく。
横軸で、同じ物をもう一度手に入れられるかを見ます。縦軸は、これから始まる手続きで使う予定があるかどうか。この二つだけで、原本の集約と処分の可否が決まります。迷ったときは左の列へ寄せてください。

このページ固有の確認メモ

ここからは「実家の片付けで捨ててはいけない物|権利証・通帳・写真の救出順」で特に確認したい内容を、事実、避けたい判断、手元資料に分けて示します。すべてを一度に終える必要はありません。確認できた項目には日付と根拠を添え、分からない項目には担当者と再確認日を付けてください。家族が別々の時間に作業しても、同じ一覧へ戻れる状態を目指します。

確認しておく事実

この欄は、方針を決める前に共有したい事実です。家族の記憶だけで確定せず、通知書、契約書、公式ページ、撮影日が分かる写真など、確認に使った根拠を隣へ書きます。該当しない項目も削除せず「該当なし」とした理由を残すと、後から同じ調査を繰り返さずに済みます。

  • 捨てる判断を「いまここにいる人だけでしてよいか」で線を引く
  • 初日はゴミ袋を出さず、書類らしき物を中身を見ずに箱へ集める
  • 権利証は袋とじの冊子、登記識別情報通知はA4一枚に目隠しシール
  • 相続で名義を移す登記では、原則として権利証は必要書類に入らない
  • 境界確認書は隣地の方の押印がある一枚きりで、作り直しには測量と立会いが要る
  • 通帳が出てこなくても、郵便物と粗品と印鑑から口座はたどれる
  • 仏壇を動かす前に引き出しを全部見る。書類が出てくることが多い

避けたい判断

この欄に当てはまる可能性があるときは、契約や処分をいったん止めます。一般例を対象の家へ当てはめたのか、資料で確かめたのかを区別し、不足情報を質問へ直してください。法務、税務、測量、建物、行政など別分野の判断が必要なら、回答できる相談先へ切り分けます。

  • 業者が入る前夜に慌てて分別し、書類の束をまとめて出してしまう
  • 登記識別情報通知の目隠しシールを、中身を確かめるために剥がす
  • 空き家の郵便を止めてしまい、証券や保険の手がかりを消す
  • 相続放棄の可能性があるのに、値打ちのある家財を先に処分する
  • 権利証を探し続けて、相続登記の準備そのものが止まる
  • 個人情報の載った紙を、細断も溶解もせずに集積所へ出す

手元で探すもの

見つけた資料には名称、発行年、原本の保管者を記します。古い資料も経緯を知る手掛かりになるため、最新版と違うだけで捨てないでください。見つからない場合は空欄にせず、再取得できるか、誰に所在を尋ねるか、いつ再確認するかを決めると次の相談準備になります。

  • 権利証または登記識別情報通知の有無と保管場所
  • 固定資産税の納税通知書と課税明細書
  • 境界確認書・測量図・建築確認済証
  • 通帳・キャッシュカード・印鑑の所在
  • 保険証券と、契約内容のお知らせ
  • 取引残高報告書などの郵便物
  • 遺言書らしき封筒(開けずに保管)
  • 写真・手紙・日記の分量と保管状態
  • 仏壇・神棚・位牌と、菩提寺への連絡
  • 家電四品目・危険物・登録証のある品
  • 目録と、原本の保管者

よくある質問

権利証が見つからないと、実家は売れませんか

名義人が生きている状態での売買では権利証が問われますが、見つからない場合の代わりの手続きが制度として用意されています。相続で名義を移す登記では、原則として権利証は必要書類に入りません。まず登記事項証明書で現在の名義を確かめ、その先の段取りは司法書士に相談してください。探し続けて片付け全体が止まるほうが、実際には損になります。

登記識別情報通知の目隠しシールを剥がしてしまいました

剥がした状態のものを元に戻すことはできません。番号が第三者に見られたかどうかで扱いが変わりますので、今後の予定が売却なのか相続登記なのかを伝えたうえで、司法書士に対応を相談してください。剥がしたこと自体で所有権が失われるわけではありませんから、慌てて処分せず、そのままの状態で保管しておきます。

通帳が一冊も見つかりません。口座はどう調べますか

心当たりのある金融機関へ、相続人として口座の有無を照会します。粗品のタオルや年賀状、届いている郵便物が手がかりになります。ゆうちょ銀行には貯金の有無を調べる照会の仕組みがあり、証券会社が分からないときは証券保管振替機構への開示請求という道もあります。必要書類は照会先ごとに違うので、先に電話で一覧をもらってから動くと早く済みます。

片付けを始めると、相続放棄ができなくなりますか

相続財産の処分にあたる行為は、相続を承認したものとみなされる取扱いがあります。掃除や最低限の保存と、値打ちのある品の処分とでは評価が変わり得ますので、一律には言えません。放棄の可能性があるなら、着手の前に弁護士や司法書士へ確認してください。三か月の期間の起算点も含めて、自分たちだけで判断しないほうが安全です。

荷物が残ったままでも、不動産の相談はできますか

できます。住所と手元の資料があれば、登記や道路、用途の区分といった公開情報の整理は、片付けと並行して進められます。むしろ解体や大量の処分を決める前に名義と土地の条件を確かめておいたほうが、順番を入れ替えたことによる無駄が減ります。現地の状態そのものは、後から見に行けば足ります。

遺品整理を頼むとき、見積りで何を確認すればよいですか

作業の範囲(分別・搬出・処分・清掃・貴重品の探索)が書面にあるか、廃棄物をどの区分で誰の許可のもとに運ぶか、買い取りを伴うなら古物商の許可があるか、追加料金が発生する条件は何か。この四つを見積りの段階で聞いてください。作業中に重要書類が出てきたときの連絡方法も、着手の前に決めておくと安心です。

公式出典・確認先

制度や受付条件は変わることがあります。最終判断の前に、リンク先の最新情報と担当窓口を確認してください。

  1. ふじがおか実家カルテ|住所で分かること(fudosan.atawi.link)カルテで整理する範囲と、現地・専門家確認が必要な範囲を確認確認日:2026-08-27
  2. 法務省|相続登記の申請義務化について(www.moj.go.jp)相続登記の基本的義務、遺産分割成立後の追加的義務、経過措置を確認確認日:2026-08-27
  3. 法務省|相続人申告登記について(www.moj.go.jp)遺産分割がまとまらない場合の申告登記と必要書類を確認確認日:2026-08-27
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大石 浩之

富士ヶ丘サービス株式会社 代表取締役・宅地建物取引士(静岡県知事 第027186号)。静岡県磐田市見付を拠点に、磐田市・袋井市・森町・掛川市・菊川市・御前崎市・湖西市・浜松市で、相続不動産・空き家・実家じまいの相談に対応。家族が次に確認する事項を、判断を急がず、地域の実務と公的情報を分けながら整理しています。